お灸専門施術
お灸のチカラ~温めることで変わるカラダ~
痛み・しびれ・こり・だるさ…など
身体が発する症状や不調の要因には、慢性化した血行障害や酸素不足・冷えによる熱やエネルギー産生の低下も考えられます。
お灸の施術では、熱のチカラを使って各部位で起こっている滞りを改善・疎通をよくして、身体全体のベースアップと症状の緩和を得意としています。
症状やお身体の状態によっては、改善や変化があらわれるまでに少々期間を要する場合もございますが、続けることで必ずお身体は楽になっていきます。
- 自律機能・自律神経の乱れ
- ホルモンバランスの変動による不定愁訴(更年期症状)
- 月経痛や月経前トラブル
- 胃腸障害
- 円形脱毛 など まずはご相談ください。
このような症状・体質などのお悩みはありませんか?
↓ まずはチェック! ↓
- はりがこわい・ニガテ・合わなかった
- おなか・手足の冷え、手足の汗
- のぼせやすい
- 胃腸が弱い
- 肩が凝る・緊張しやすい・呼吸が浅い
- すぐ風邪をひく
- ストレスを感じやすい
- 気圧や季節の変わり目の不調
- 月経痛や月経前のトラブル
これらの症状・お悩み
お灸が良く合います
なぜ【鍼】ではなくて【お灸】が合うの?
それは…
様々な要因により、身体の緊張性が高い状態(=力が入りやすい・手や足裏の汗・疲れているのに眠れない…など)は、外部刺激から防御するための反応が過剰になってしまっています。
このときに、鍼や電気などの鋭く強い刺激をいきなり加えてしまうと、さらに緊張性が高くなってしまうから
まずは
身体を落ち着かせる機能と相性の良い
温熱刺激でゆっくりじっくり緩めることで
心身の安定をはかることが大切
だからこそ お灸なんです
強み1. お灸の熱ストレスは回復力活性の起爆剤
皆さんご存知のように、私たちの身体は主にタンパク質(細胞の中身も)で作られています。もちろん皮膚・筋肉・骨もそうです。
そして、お灸を据える皮膚。皮膚(表皮)には熱ショックタンパクという熱刺激に特化して働く細胞が多く生成されています。
お灸はこの熱ショックタンパクの性質を上手く利用して、あえて皮膚面に小さな傷や炎症を起こすことで、細胞組織の防御・毒素排出・修復・治癒を活性化させます。
結果、修復・治癒のために様々な組織・器官(赤血球・白血球・リンパなど)が協力し合うことで、身体全体の治癒力・免疫力を高める働きをします。
お灸で変わる!
●施術当日の夜はよく眠れて翌朝スッキリ ●帰宅後も身体のポカポカ感が持続
●痛みやしびれが和らいだ ●お肌の調子が良くなった ●気持ちが落ち着いた
●施術後、排泄の回数・量が増えた(老廃物排出)
強み2. 温まれば活性化⇔鎮静化!
温熱の刺激により血の循りが良くなると、生命活動に大切な深部体温(37.0℃~37.5℃)を安定させることができます。
それにより、脳や内臓機能の働きの活性化や神経系の鎮静作用など、免疫力・治癒力の向上につながります。
お灸で変わる!
●便通が良くなった・整った ●呼吸がしやすくなった ●風邪をひかなくなった
●睡眠リズムが安定してきた(寝つきやすくなった・中途覚醒が減ったなど)
強み3. お灸だからこそ出来る セルフケアのすすめ
お灸専門施術では、ご自宅にて患者さんご自身でもお灸を据えていただけるよう、セルフケアの指導も積極的に行っております。
これには
①来院時の施術効果の持ちを良くする
②症状の緩和や体調の安定を促す
③お灸を通じて、ご自身の身体に手を当てていただく習慣づけ
といった効果や作用を目的としておすすめしていますが、
何よりも
時間に追われる日常の中で、4~5分でもホッとひと息つけるご自分の時間を持っていただけるきっかけとして、大いにご活用いただけると考えております。
せんねん灸セルフケアサポーターの講習を受け認定された専門スタッフが、患者さんひとりひとりの体質や体調に合わせて、お灸選び・使い方・ツボ選び・据え方・後処理まで、しっかりと指導・サポートさせていただきます。
安心してお任せください。
症状やお身体の状態によっては、改善や変化があらわれるまでに少々期間を要する場合もございますが、続けることで必ずお身体は楽になっていきます。
施術で使うお灸
透熱灸
ほぼどの症状・部位にも適応、基本の灸法です。
特に凝り・冷えの強いところ、しっかり熱を透したいとき。
また、全体の調整に必要なツボ(手足・腹・背)にも行います。
術者の左拇指・示指でもぐさを細く捻り出し、その先端を半米粒~米粒大の三角錐状にちぎり、皮膚面に据えていきます。
(皮膚面には、過度なやけど・灸痕予防のため太乙膏または灸点紙を使用)
据える壮数は1ヶ所だいたい3~7壮が目安です。
透熱灸は、基本もぐさを全て焼き切ります。
あえて強い熱刺激を与え、炎症をつくることで、血流促進・免疫・治癒力向上に働きかけます。
ほんの一瞬チクッと熱さを感じる程度で、術者側で熱刺激量を緩和・調節しますのでご安心ください。
慣れると据えた後のスッキリ感がクセになりますよ。
台座灸円筒灸
ほぼどの症状・部位にも適応、応用のきく灸法です。
台座や紙円筒を使い、もぐさと皮膚の間に空間をつくることで、皮膚の負担を少なくしつつ、ソフトな温熱でじんわりじっくり温めます。(約40℃~55℃)
皮膚が弱い方、刺激に敏感な方、基礎疾患の有無など、体質や状態にあわせてこちらも据えていきます。
温熱レベルは、メーカーによって様々取り扱いがありますが、当院では弱温熱の「せんねん灸オフ ソフトきゅう竹生島」を主に使用しています。
★セルフケアにおすすめ
棒灸
膝・足首~踵周囲・腹(ヘソ)・仙骨・肋間など
主に関節や筋・神経走行に沿って使います。
もぐさを和紙で包み、硬く棒状に巻いたもので、患部やツボに近づけてあてる灸法です。
皮膚面に対して「近づける・離す・円を描きながら・筋肉に沿って」など あて方に変化をつけることで、温熱の強弱や刺激時間の調節がしやすく、他の灸法に比べ広い面に温熱刺激が入れられるのも特徴です。
和紙ごと火をつけて、ペンを持つように握り、患部やツボ周囲へあてていきます。この時、逆の手指はL字を作りあてる部位に添えておき、棒灸の移動に併せて動かします。(添え手の有無で患者さんの安心感が違います)
皮膚(ツボ)の変化や温熱の強弱をキャッチして調節する添え手、重要です。
出番は少なめですが、、棒灸の温熱と術者の手の温もりの両方感じられる灸法です。
★セルフケアにおすすめ