患者さんの声

ご来院の患者さんよりいただいたお声を一部ご紹介いたします。
当院での治療をご検討されている皆さまへ、ご参考になれば幸いです。
ご協力くださった方々、心より御礼申し上げます。

40代前半 女性

後遺症のリハビリに励んでいます

脳血管障害を起こして5年が経ちます。自立歩行は可能なりましたが、まだ右半身に機能障害が残り様々なリハビリを受ける中で、鍼灸での治療も並行してやっています。結果を急いでしまいがちになりますが、振り返ってみると動きや足の運びもスムーズになってきて、最近では車も運転できるようになり、公園でのウォーキングも始めました。
 身体が縮こまってしまうと、どうしても動きも硬くなり重さを感じてしまうので、鍼灸で身体を緩めてトレーニングを続けることが必要だと感じています。

院長’S voice

彼女はとてもリハビリに積極的で、その屈託のない性格で様々な困難を乗り越えてきました。元々、バレーボールやテニスなど身体を動かすことも大好きで、当院以外のリハビリも頑張っています。
 鍼灸では、脳血管障害に対し麻痺側のどうしても強く抵抗する筋肉に通電し、神経を再学習・活性化させていくことが可能です。また、脳の認知機能の改善をするために「頭鍼」といって、頭に鍼を刺すこともあります。それをベースに、機能回復のトレーニングも併せて取り入れています。
 病院でのリハビリ期間は必要な日数が足りず、自宅に戻ってからが本当のリハビリの始まりです。日本では、日常生活+リハビリをトータルでサポートできる場所がまだ少ないのが現状で、行き場がわからず困っている方はたくさんいらっしゃいます。私たちは、その空白を埋めていくことも責務と考えます。
 進んでいないように見えても、十分進歩していますよ。彼女の頑張りに、私たちも応えていきたいと切に思います。